内藤礼〈母型〉

神戸芸術工科大学レクチャーブックス…4

内藤礼 聞き手……中村鐵太郎


独自のインスタレーション作品等で知られる

現代を代表する芸術家・内藤礼が、

初期の作品から現代まで、

その方法や意識、感覚を語り尽くす。

本体:1785円(1700円+税) 

ISBN:978-4-903500-21-8


目次


〈空間作品〉という仕事

ただひとつの作品、ただひとつのテーマ

最初の衝撃、精神的な居場所

マクロとミクロの距離感を拡大する、空間と時間

場所との出会い、地上にいること

コントロールを超えたところに


1人で見ること、純粋な出会い

対称性、外部と内部、非日常から日常へ

人のいる風景、〈世界へ送り返す〉こと

気づき。〈人間が新しいものをつくることはない〉

フィクションとリアリティ

〈日本〉という視線

〈母型〉に向かって

〈これ以上さわってはいけない〉ーー質疑応答



内藤礼(ないとう・れい)

1961年、広島生まれ。

Apocalypse Palace》《遠さの下、光の根はたいら》《地上にひとつの場所を》などで独自のインスタレーション表現を確立、美術界内外の注目を集める。

香川県直島の旧民家を素材とした《このことを》をはじめとする、観客が1人ずつ入って鑑賞する展観スタイルは、ドイツ・フランクフルトのカルメル会修道会における《Being Called》や、ヴェネチア・ビエンナーレにおける《地上にひとつの場所を》でも衝撃を与えた。《返礼》《母型》などを経て、最近展はペインティングを主体とする《color beginning》。

著書に『世界によってみられた夢』『地上にひとつの夢を』。


中村鐵太郎(なかむら・てつたろう)

1953年、神戸生まれ。

詩人。 一橋大学経済学部卒業。

詩集『いかに漕ぐらん』『はたらきと背馳』、詩論『詩についてーー蒙昧一撃』、『西脇順三郎、永遠に舌を濡らして』。共編著『宮本常一写真・日記集成』など。

デザイン・戸田ツトム