





「図書新聞」に『文学のミニマル・イメージ』評掲載
今年2月刊の郷原佳以『文学のミニマル・イメージ』の書評が、「図書新聞」2011年12月10日号に掲載されました。「文学と芸術について 絶望することの不可能性」、評者は中田健太郎さん。
(略)だれもが映像・イメージの優位を指摘し、言葉がそれに呑みこまれていく現代について語っている。しかしブランショは、まさにそのイメージの極限のかたちを介して、文学言語が失われずにのこることの意味を証していたのだ。
(略)
2011年にこの本が出版されてよかったと、あらためて思う。郷原のしめすブランショ思想の利用法は、文学と芸術について「絶望することの不可能性」を受けとめ、なお現代に語りつづけるための足場となってくれる。
4月初めに行われた本書刊行イベントが、余震による揺れを感じながらのものであったことを思い出します。
2011年12月2日金曜日